榊原 茂典     川越線・八高線
    首都圏で働いていた蒸気機関車の姿をご覧ください


   
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Oct'67 川越線 指扇・南古谷間
荒涼とした風景の中を9600が一人孤独に耐えているかのように黙々と進む。
まだ10月なのに身を切る風は強く冷たい。

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Dec'67 川越線 西川越・的場間
長い入間川橋梁を轟かして古武士9600がゆっくりと渡ってゆく。
今日の荷はたった2両でも、荷の到着を待つ人がいるかぎり、休むことは出来ない。

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Oct'67 川越線 指扇
川越線のラッシュアワー。
降りる人も乗る人も至ってのんびりとしている。
こんな光景はどこへ消えたのだろうか。

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Oct'67 川越線 指扇・南古谷間
ファインダーを覗いていると、96が左右にゆらゆら揺れているのが良く分かった。
当時、川越線の線路は首都圏とは思えないほど貧弱だった。

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Dec'67 川越線 指扇・南古谷間
川越線というと迫力のある写真が撮れないことは分かっていても、西武線沿線に住んでいる身としては、手近なところで煙のにおいを嗅ぎたくなると、ついつい足が向いてしまうのだった。ここの9600はなぜかいつも哀愁を感じさせる走りを見せてくれた。

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     Oct.1967 川越線 指扇・南古谷間
これが川越線の特徴を表している光景である。
横倒しになった草が風の強さを物語る。

   
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     Mar.1968 川越線 川越
関東に珍しく春の雪が降った。川越駅では96が雪の降り積もった構内で入れ換えを行っていた。




   
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    Oct.1967 川越線 川越
列車が到着し、次区間のタブレットが乗務員に渡される。
丁度96のボイラーと重なった時を狙ってみた。

 
 
   
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       Mar.1968 川越線 川越駅付近
雪の日。川越に着いたら、96の重連回送にたまたま出会った。


     
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       Dec.1967 川越線 指扇・南古谷
関東平野の夕暮れ。この一枚で今日の一日が終わる。



     
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Jun'68 八高線 東飯能・高麗川間
八高線は首都圏でD51重連が撮れる線で有名だった。初夏の暑い日20‰をホッパー車を牽引したD51が逆行でゆっくりと登ってくる。こんなに市街地に近いところで都会の雑踏を一瞬忘れることが出来たのは幸せだった。 


 
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Jun'68 八高線 東飯能・高麗川間
うっそうと茂った林の中を、D51の重連が今にも止まりそうな速度でゆっくりと坂を登ってくる。気温が高く煙は殆ど見えない。こんな日常性に溢れた蒸気機関車の姿が私は大好きである。

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Jun.'68 八高線 高麗川・東飯能間
蒸し暑い曇天下の高麗川駅を発車して20‰勾配にさしかかったホッパー車を牽くD51。
遠くに見える高麗川駅の林立する腕木式場内信号機が目を惹く。
この時期都内でこれだけの腕木式信号機が見られたところを寡聞にして知らない。




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Mar.1968 八高線 高麗川
川越線に行ったついでに高麗川まで足を延ばした。
慌てて撮ったので、もう少しアングルを考えて撮るべきだったと反省。






































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