榊原 茂典 中央西線 木曽南部
中央西線 倉本から落合川まで、木曽南部の四季に活躍する蒸気機関車D51の姿を集めました。 |
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Jan'71 中央西線 上松・倉本間 狭い谷間に冬の朝日がまぶしい。 |
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Jan'71 中央西線 須原 冬の斜光線が機関車の美しさを際立たせる。 |
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Jan'71 中央西線 大桑・野尻間 陽の差さない谷間に一瞬陽が差した。右手は国道19号線、少ない交通量に注目。 |
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May'71 中央西線 大桑・野尻間 木曽谷の春。山の若葉が彩りを添える。 |
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May'71 中央西線 野尻・十二兼間 春の坂道を行く。まだまだ先は長い。 |
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Aug'69 中央西線 野尻 機関士と機関助士のひと時の会話。よく見かけた光景だが、そこには人と人とのぬくもりがあった。 |
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Aug '69 中央西線 落合川・坂下間 新しく完成した下り新線の鉄橋を行く客車列車。遠くに落合ダムの堰堤が望まれる。湖をまたぐ吊り橋も木曽川らしくて好きな風景だ。中央西線のD51に集煙装置が付けられたのはこの新線の長大トンネル対策だということをある雑誌で読んだ覚えがある。 |
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July'68 中央西線 落合川 夏とはいえ、発車時は黒煙を高く噴き上げる。なんと荷物車、郵便車が3両も連結されていおり、テの字の マークが見える。 |
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Aug'69 中央西線 落合川 坂道へ向けて発車したD51。ナンバープレートが青く塗られているのがモノクロでも良くわかる。そして駅舎が時代を感じさせる。 |
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Jul'68 中央西線 落合川・中津川間 大学生になって初めて、中央西線を再訪しようと計画し、夏休みのある日新宿発の1403D「第6アルプス」から9814レ「臨急おんた け」に乗り継いで、午前3時過ぎに中津川駅に一人降り立った。 駅前から寝静まる市中を線路伝いにとぼとぼと歩き始めたが、市街地が終わると辺りは真っ暗で、時折国道を行くトラックのヘッ ドライトだけが頼りと言う心細さ。切り通しの下をD51の牽く貨物列車が白煙を上げて奮闘しているのが夜目にも分かるが、暗くて 写真どころでは無い。早く撮りたいと逸る気持ちを抑えて、汗を拭きつつ星空を見上げつつ歩き続けた。 やがて空が薄く白み始める頃、やっと峠を越えた。 予期した通り、そこには素晴らしい眺望が開けていた。一本目の下り貨物を何とか俯瞰で撮った後、薄暗い中を朝露に濡れた小 道を探して駆け下り、線路端に立ってほっと一息ついた時、D51769の牽く貨物列車が坂を猛烈なドラフトと共に駆け上ってきた。 |
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Jul'68 中央西線 落合川・中津川間 上の連続写真です。 25‰登り勾配のトンネルに突入して、みるみるスピードが落ちたこの貨物列車には、なんと驚いたことに逆向のC12が後補機と して奮闘していた。持てる力の全てを振り絞って、必死で落合山トンネルに重量貨車を押し込んでいく非力な小型タンク機の姿に は、少々気の毒な気持ちさえした。 さらに今見ると450m余りあるこのトンネルの断面の小さいことにも驚かされる。そういえばこのトンネルは焦熱地獄だったという 中津川機関区OBの記事を読んだことを思い出した。 |
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Aug.'70 中央西線 落合川・中津川間 薄曇りの朝の光の中を補機仕業を終えた中津川区の長工デフD51501が単機でのんびりと中津川へ向かう。中津川では後補機としての仕事が再び待っている。(読者M様からのご指摘で機番、所属区を変更いたしました。また、読者N様のご指摘で内容を変更いたしました。) |
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Jul '68 中央西線 坂下 この年の9月まで運転されていたキハ91系による803D急行「第2しなの」が発車していく。 当時中央西線だけはキハ82系の特急運転が無く、その投入が長らく期待されていたが、この線は急勾配が連続するため、先頭と最後尾車両が1エンジンしかないキハ82系は2エンジン360馬力のキハ58系の急行と比べて出力が見劣りするとの理由で、投入が見送られていた。このキハ91系はその課題を解決すべく500馬力のエンジンを備えた試作機で、各種試験のフィードバックを受けた中量産車として1編成が名古屋機関区に配属されていた。1年間だけで181系特急「しなの」にその名を譲ったが、803D急行「きそ3号」として昭和48年の電化完成まで活躍した。 |
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Aug.'69 中央西線 田立 田立の滝で有名な田立駅を通過する下り貨物を列車の窓から狙った。 この駅を撮ったのはこの一枚だけだった。 それにしても狭いところに駅が作られていたことが良く分かる。 |
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Nov'68 中央西線 須原 中央アルプスを望む秋の静かな構内。貨物列車がゆっくりと発車した。春には駅前の桜が美しく咲きそろう。 |
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Nov'68 中央西線 須原・大桑間 旧石川島汎用機械(株)の工場を右手に見て進むD51の貨物列車。 |
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Nov'68 中央西線 須原・大桑間 伊奈川の真っ白な河原がまぶしい。 |
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Nov'70 中央西線 須原・大桑間 秋の夕日が西に傾き、今まさに山陰に沈まんとする時、軽やかな足取りで貨物列車が谷を駆け下りていった。豪快に煙を吐いて走る姿も良いが、一見地味なこんな光景も蒸気機関車の牽く列車の素顔であり、私にとっては無性に懐かしく感じられる一瞬だ。 |
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Nov'70 中央西線 十二兼・南木曾 全山紅葉に染まる山裾を一歩一歩踏み締めるように登っていく。 陽は西に傾き、深い谷は急速に光を失って周囲には日暮れの冷気が忍び寄る。 |
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Nov'68 中央西線 南木曽・田立間 旧線を行く貨物列車。木曽らしく屋根が扁平な町並みが見下ろせる。 |
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Nov'68 中央西線 南木曽・田立間 旧線は読書発電所の脇を通り、木曽川を渡る。名前の由来は合併した与川、三留野、柿其の頭文字を繋いだ読書村から。 |
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Nov'70 中央西線 南木曽・田立間 木曽川の対岸を行く客車列車が夕日に映える。 |
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Nov'70 中央西線 南木曽・田立間 快走するD51。運転台の隙間から機関助士の懸命な投炭が見える。 |
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Nov'68 中央西線 田立・坂下間 釣りに興ずる人も多く、この辺りの木曽川は大人しい。 |
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Nov'70 中央西線 落合川 朝日を浴びて中津川へ向けダッシュする貨物列車。左は木曽川、落合ダムの貯水。 |
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Nov'70 中央西線 落合川 落合ダムの堰堤を右に見て、中津川へ向け発車したD51。 鏡のような湖面にドラフトが響き渡る。 |
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Nov'68 中央西線 落合川・中津川間 夜明けの坂を駆け上がる貨物列車。秋とはいえ朝は寒い。 |
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Nov'68 中央西線 落合川・中津川間 朝日を浴びて通勤列車が駆け上ってきた。右手は「夜明け前」の島崎藤村で有名な馬籠宿へ続く山並み。 |
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Nov'68 中央西線 落合川・中津川間 朝の坂を上がる。藁束が満載の稲架が晩秋を告げる。 |
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Nov'72 中央西線 落合川 電化を間近に控えた秋の落合川。降りしきる雨の中を上りの重連が発車していく。 |
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Nov'72 中央西線 落合川 落合川を発車した上り貨物が雨の中、最初のトンネルから猛然と飛び出す。 |
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Nov'72 中央西線 田立・坂下 冷たい雨が降り続く谷あいを下り貨物が駆け上っていく。 |
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Nov'72 中央西線 上松・倉本間 まったく記憶になかったが、こんな列車が走ったのですね。 この場所は谷が開けているので好きな場所でした。 |
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